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映画「東京日和」





その時(1997年)見逃して、
そのまま、心の「未決箱」に入っていた映画です。
そして2012年、鑑賞する機会を得ました。
日本アカデミー賞でたくさんの賞を貰っていたんですねぇ。

写真の奇才荒木半経惟と、妻陽子の日々。
お二人共著の同名私小説に、竹中直人が惚れ込んでの制作。
1990年に42歳で亡くなった陽子さんへの、
オマージュともいえるのでしょうか…。

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でもしかし、陽子さんがご夫婦のことを書かれたエッセイ
「愛情生活」を読むと、彼女はとても普通の女性で、
(アラーキーの写真集で、ヌードはたくさんあるけれど)
一般女性の感情を当たり前に持ち合わせた、忍耐強い
人に思えます。映画の中では、社会に適合できていない
ちと、アブナい感じの人になっていますが。
これはかなりイメージ先行の、お二人をモデルにした、
フィクションの世界なのですね。
映像はカラーなのに、まるでモノクロームのようです。
演技はさて置き、中山美穂の美しさといったら!
ここに彼女のピークがある、と推察します。

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by WATASHI-BRAND | 2012-01-30 08:07 | YOKIMONO

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クリスマスのおすすめCINEMA

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「プランサー トナカイの贈り物」 

クリスマスの本当の意味とは?!

このシーズンになると毎年、何かしらのクリスマスファンタジーが上映されるけれど、サンタの国へ行ったり、働きぶりや生活の様子を描いたものは、好きにはなれない。サンタクロースとはいつもミステリアスな存在であってほしい。
百年も前、「サンタはいるの?」と新聞社へ投書した8歳の少女への回答は、「お答えしますバージニア…」で始まる名社説。「大切なものは目には見えないのです…」愛情を込めた味わい深い文章は、未だに色あせることない。
「プランサー」は何故かそれと重なる映画だ。ディケンズの「クリスマスキャロル」や「34丁目の奇跡」と並ぶ名作だと思う。
主人公は母親を亡くした女の子。クリスマスに起こる奇跡を信じ、貧しい暮らしに僅かの光を見出そうとしている。クリスマスの1週間前、森でケガをしたトナカイを助け、サンタのソリを引くトナカイの1頭「プランサー」だと信じ込み必死に看病する。そのために父娘の仲は壊れかけるが、諍いを乗り越え、一家は元気になったプランサーを森に放し見送る。
この物語には最後までサンタクロースやトナカイのそりは登場しない。見えるのは9歳のジェシカの、信じ続ける心だけ。この先彼女には多くの苦難が待っているだろう。私たちが生きる現実は決してファンタジーではないのだから。しかし、森の中へと思い切りよく飛び込んでいくプランサーの後姿は、力強く生きていくジェシカを観るものに確信させてくれるのだ。一度胸の中に灯った明かりは、いつも前を照らしてくれるだろう。
信じることが何よりも人を強くしてくれる。それこそがクリスマスの奇跡!と思わせる映画である。

監督:ジョン・ハンコック
1989年 アメリカ映画
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by WATASHI-BRAND | 2008-12-15 00:52 | YOKIMONO

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秋のおすすめCINEMA

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「 エデンより彼方に 」 ジュリアン・ムーア主演

究極のメロドラマである。
1950年代、コネティカット州ハートフォード。ブルジョワ家庭の主婦キャシー・ウィテカー(ジュリアン・ムーア)は、一流企業の重役である夫と、二人の子供と暮らす理想的な生活を送っていた。しかし、夫の思いがけない秘密から、一家は崩壊の危機に…。彼女の唯一の救いは、若い黒人庭師レイモンド(デニス・ヘイスバード)との交流。だが保守的な街はそんな彼女を許してはくれなかった。
同性愛や人種差別問題を描きだし、アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得。
特筆すべきは、ジュリアン・ムーアの美しさ。当時のヘア・メイク・ファッションがぴったりはまっている。「めぐりあう時間たち」でのキレカワ奥さんとはまた別の魅力である。
そして、映像…。二人が散歩する紅葉の庭がすばらしく(秋の札幌中島公園~キタラへの道を思い出し…)、あ~、秋はやっぱりせつない恋ですね-と、納得なのである。
監督・脚本は「ベルベット・ゴールドマイン」のトッド・ヘインズ。
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by WATASHI-BRAND | 2008-09-01 19:45 | YOKIMONO